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SwitchBotハブがないとAPIは使えない?温湿度データ取得の仕組みを解説

SwitchBotハブがないとAPIは使えない?温湿度データ取得の仕組みを解説

「SwitchBot温湿度計を持っているが、ハブは持っていない。この状態でgramやAPIは使えるか?」

この疑問を持つ方は少なくありません。結論から言うと、SwitchBotハブがない状態ではAPIは使えません。gramもAPIを通じてデータを取得するため、ハブが必要です。

なぜハブが必要なのか、接続の仕組みから順に解説します。

SwitchBot温湿度計の接続の仕組み

Bluetooth接続とクラウド接続の違い

SwitchBot温湿度計は、単体ではスマートフォンとBluetooth接続でのみ通信します。Bluetoothは近距離通信のため、スマートフォンが温湿度計の近く(目安として10メートル以内)にある場合にのみデータを確認できます。

この状態でSwitchBotアプリを開くと、スマートフォンが直接Bluetooth経由でデータを受け取って表示します。外出先からはアクセスできません。

ハブを介するとどう変わるか

SwitchBotハブ(Hub MiniやHub 2など)はWi-Fiに接続し、温湿度計から受け取ったBluetoothデータをインターネット経由でSwitchBotのクラウドサーバーに送り続けます。

データがクラウドに保存されることで、スマートフォンが温湿度計の近くにいなくても、外出先からリアルタイムのデータを確認できるようになります。SwitchBot APIは、このクラウドに保存されたデータにアクセスする仕組みです。

ハブあり・なしでできることの違い

機能

ハブなし

ハブあり

アプリで現在の温湿度を確認

○(Bluetooth範囲内のみ)

○(どこからでも)

外出先からリモート確認

×

過去データのグラフ確認

△(近距離にいる間のみ記録)

SwitchBot APIへのアクセス

×

gramでのデータ表示

×

ハブなしでも「今この瞬間、スマートフォンを近づければ確認できる」という使い方は可能です。ただし、リモートアクセスや外部アプリとの連携は一切できません。

ハブなしで起きる具体的な不便

「近くにいれば確認できるから十分では?」と思う方もいるかもしれません。ただ実際には、以下のような場面で困るケースが出てきます。

外出中にペットや子どものいる部屋の温湿度が気になっても、スマートフォンのアプリを開いてもデータが届きません。就寝中の寝室の温湿度推移も、スマートフォンが近くにないため記録されず、翌朝振り返ることができません。

gramのような外部サービスとの連携も一切できません。gramはSwitchBotのクラウドからAPIを通じてデータを取得する仕組みのため、クラウドにデータが届かないハブなし環境では動作しません。

対応しているハブの機種

SwitchBot温湿度計のデータをAPIで取得するには、以下のいずれかのハブが必要です。

  • SwitchBot Hub Mini:コンパクトなWi-Fiハブ。温湿度計との連携に必要な機能を備えたスタンダードモデル。まずハブを試してみたい場合の入門機として選ばれることが多い
  • SwitchBot Hub 2:温湿度・湿度センサーを内蔵した上位モデル。ハブと温湿度計の機能を1台で兼ねるため、設置台数を減らしたい場合に便利
  • SwitchBot Hub 3:Hub 2の後継モデル。カラーディスプレイを搭載しており、温湿度などのデータをハブ本体の画面に表示できる。Matter対応で他社スマートホームデバイスとの連携範囲も広い

いずれもWi-Fi(2.4GHz帯)への接続が必要です。設置場所は温湿度計のBluetooth通信が届く範囲に置く必要があります。

gramを使ってSwitchBotのデータを活用しよう

ハブを用意してAPIトークンを取得すれば、gramで温湿度データをグラフ表示できるようになります。

gramはWebアプリなのでインストール不要で、PCでもスマートフォンでもブラウザからアクセスできます。複数の部屋のグラフをひとつの画面に並べたい場合はPCの大きな画面で、外出先でさっと確認したい場合はスマートフォンで、と場面に合わせて使い分けられます。

利用に必要なものは以下の3つです。

  • SwitchBot温湿度計(Meter・Meter Plus・Meter Proなど)
  • SwitchBotハブ(Hub MiniまたはHub 2)
  • gramアカウント(無料プランから利用可能)
  • SwitchBot APIトークンと秘密鍵

APIトークンの取得手順はSwitchBot APIトークンの取得方法と安全な管理方法で解説しています。

まとめ

SwitchBot温湿度計は単体ではBluetooth接続のみで動作します。ハブを追加することでデータがクラウドに保存され、APIを通じた外部サービスとの連携が可能になります。gramはこのAPIを使ってデータを取得するため、利用にはハブが必要です。

gramは無料プランからはじめられるので、ハブを用意したタイミングでぜひ試してみてください。

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